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2018年 02月 20日
みなさん、こんにちは。SCSAD生の青野勇(あおのいさむ)です。 更新遅くなってすみません。 今回は冬休み(12月10日~1月7日)について紹介します。冬休みの間はインドのSCSAD生はそれぞれの地元に帰っていきます。私と友澤さんは南インドに行ってきました!! まずは12月12日、早朝の4時20分(予定時刻の2時間遅れ)アラハバードを列車で出発しました。行先は南インドの大都市、タミルナードゥ州チェンナイです。 到着したのは13日の15時。インドの列車は遅れるのが常識です。35時間40分列車のなかですごしました。列車の中では、チャイなどを売りに来る人、物乞い、家族、学生、海軍、手錠されて警官のような人に囲まれた人など様々な人がいました。女装をした男の人と出会った時は本当にヤバかったです。チェンナイでは『地球の歩き方』の有名な場所へということでジョージタウン、ジョージ砦、マリーナビーチ、州立博物館、カ―パ―レ―シュワラ寺院、パラタサラティ寺院、サントメ聖堂に行きました。ベンガル湾に入り、南インドの寺院を知り、タミル語に惑わされながらチェンナイを満喫しました。歩きすぎて筋肉痛+体調を崩しました(笑)。 15日にバスでポンディシェリーに移動。ポンディシェリーは直行でオ―ロヴィルへ。オ―ロヴィルはマザーの提唱によりつくられた、世界中の人々が国籍や宗教を超えて繋がることを目的とした理想都市です。ここではマトリマンディール(瞑想ホール)で瞑想し、アフリカンパヴィリオンでアフリカを感じつつテント生活、オーガニックファームの見学と体験をしてきました。約一週間滞在する中でオ―ロヴィルに住んでいる日本人の方々にお世話になったり、インドを旅する日本人とお会いしたり、18歳くらいのアジアを旅するフランス人の女の子と出会うなど、外国人はもちろん様々な人と出会いました。食事も南インドならではの巨大なド―サや米粉からつくられるイドリーなどおいしく頂きました。ここでの一週間はゆっくりしながらも驚き、考えることがたくさんありました。 22日にオ―ロヴィルを出発し、限りなく狭い空間のシッティング夜行バスに約12時間揺られながら、23日にインドの最南端カーニャクマリ(コモリン岬)に到着。カーニャクマリはアラビア海、インド洋、ベンガル湾、3つの海が一つになる場所です。私たちはクリスマスイブとクリスマスの朝日・夕日を、ベンガル湾から昇りアラビア海に沈むきれいな太陽を拝めました。地元の店のパラタがとても好きになりました。 26日にカーニャクマリを出発し列車でコチを経由して27日にゴアに到着。コチからゴア行きの列車がRACという座席が完全に取れていない状態で乗り込んで、とても心配でしたが列車運は良いのか途中から車掌さんが席も確保してくれて、無事に到着しました。ゴアはインドではないと思うくらい綺麗なところがたくさんありました。ヴァルカビーチ、オールドゴアの考古学博物館、聖フランシス教会、セ・カテドラル、ポム・ジェズ教会、ミラマ-ルビーチ、魚や野菜市場を訪れました。アラビア海に面するビーチで山や雪だるまを作りながら肌をゆっくり焼きました。(笑)予定ではこの後ムンバイに行く予定でしたが、急きょ予定を変更しハンピに行くことにしました。これこそ旅の醍醐味! 28日にスリーパー夜行バスに乗りゴアを出発、29日朝6時前にネットで予約したホテルをバスの運転手と探しましたが実在しなく、そのホテルの住所のところだと言われ見知らぬ荒野に降ろされました。どうしようもなくなり、リキシャを捕まえ無事、違うホテルが取れました。ハンピは岩の都です。自転車でヴィルパークシャ寺院、アチャタラーヤ寺院、ヴィッタラ寺院、ザナーナエンクロージャーを訪れ、マータンガ丘、へーマク―タの丘に登りました。マータンガの丘からの景色はとてもきれいで、もう一度訪れたい場所になりました。 年越しはムンバイでしました。31日に到着し1月2日まで滞在しました。旅行の中で大都市は旅の初めのチェンナイくらいだったので、田舎から急にインド最大の都市ムンバイに来て数時間の移動でも人の多さに疲れ果てました。ホテルでだいぶゆっくりしながらも、インド門、タージマハルホテル、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、エレファンタ島など観光名所はしっかり満喫しました。 2日にムンバイを出発し3日にアウランガバードに列車で移動。到着したその日にエローラに向かいました。エローラには市内バスで移動しようと予定を立てていましたが、その日は州?全体でストライキが発生しており、バスは全て運行していませんでした。こんなこともあるインド、旅にアクシデントはつきものだなと思いつつも、リキシャでエローラまで行きました。エローラは全て岩をくりぬいてできている石窟群です。仏教石窟群・ヒンドゥー教石窟群・ジャイナ教石窟群とほとんどすべての石窟を見て回り、堪能しました。特に最大の第16窟は圧巻でした。 アウランガバードで一泊し、4日にアジャンタへ市内バスで行きました。この日は ちゃんとバスは運行しました。南インド最後の目的地アジャンタは一番行きたい場所だったのですが、期待を裏切らない場所でした。アジャンタの壁画の美しさは大切に保管されていました。私の文章では伝えきれない満足感を得られます。百聞は一見にしかず、ぜひインドに来る機会がありましたら訪れてみてください。夕方にはジャルガオンというところを経由してアラハバードへの帰路に就きました。 まだまだ書ききれないことがたくさんあるほど充実した時間を過ごしました。約1カ月間、合計移動距離約6374.8km (約日本列島往復距離)移動し、色々な言語を直接耳にして、南インドの料理を食べ、徒歩から始まり船・SL列車まで様々な交通手段を用いて、無事旅を終えることができました。人生初の長期旅行、密度の濃い思い出ができました。 チェンナイ マリーナビーチ
カーニャクマリの朝日。 ハンピ マータンガの丘からの景色
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by ccnfe
| 2018-02-20 19:18
| 持続可能な有機農業研修
2017年 12月 02日
みなさんこんにちは! SCSAD生の友澤です。 今回は、10月中旬に1週間ほど行われたスタディーツアーを紹介したいと思います! SCSADのコースでは10ヶ月の間に様々なイベントがあるのですが、その中でも一大イベントなのが、1週間近くアラハバードから離れるスタディーツアーです!
スタディーツアーでは、アラハバード以外の農業やNGOの活動を学ぶために、デリーやウッタラカンド州のデラドゥンなどを訪れました。
デリーでは、インドの有名ホテル傘下の農場を訪れ、アラハバードには無いような施設や効率的に空間を利用する技術を目の当たりにしました。 また、日本人の方が経営する有機野菜販売店を訪れ、マーケティングに関して勉強しました。日本の価格とあまり変わらない価格設定で、インド人の学生とスタッフは、その価格の高さに衝撃を受けていました。一方、有機野菜の可能性を大きさを知ることができました。
日本から来た水菜、にら、しそなどもハウス内で栽培されていた。付加価値が高く、マッシュルームの次に高値で売れるとのこと。 その後、デリーからさらに北を目指してデラドゥンに向かいました。 デラドゥンでは、有機農家や有機野菜のマーケットを訪れました。アラハバードとは違う有機農業の技術を知り、どのようにしたら自分たちの地域でその技術応用できるか?を考えました! そこからさらに山を登って、山岳地域で有機農業をしている農家さんの家に二日ほど宿泊しました。アラハバードに比べるとだいぶ気温も低いため、栽培されている野菜の種類、虫への対策、野菜の味など、全てが新鮮でした。なによりも、美しい景色と新鮮な空気、料理の美味しさに癒された2日間でした。実は、私はデラドゥンの都市部で油にやられて胃を壊しまして…この山での2日間でだいぶ回復したのが良い思い出です(笑)
最終日に集合写真、前列右から4番目がバクチャンさん
MGVSは、30年近く活動を続けており、女性のエンパワーメントや学校建設など多岐にわたって活動をしています。今回は、これからMGVSが有機農業の促進に向けて活動を始めようとしている地域に訪問しました。私は地域開発に興味があってSCSADに参加したので、ここでの経験はとても勉強になりました。
デリー、デラドゥンやムスリーでは、街の観光も少しですが時間がありました。 それぞれの街で、レストランの種類が違ったり、街行く人々の違いなど、ここでもいろいろな気づきがありました。 ムスリーでは、おいしいチベット料理をいただきました!
この学びを、今後のSCSADで生かしていきたいと思います! #
by ccnfe
| 2017-12-02 16:59
| 持続可能な有機農業研修
2017年 10月 10日
みなさん、はじめまして。今年度SCSAD生として学んでいる青野勇(あおのいさむ)です。充実した日々を送る中で嬉しい叫びをあげるほどの忙しさがあります。更新遅くなってすみません。まず、自己紹介にお付き合いください。私は高校卒業後、すぐにインドのアラハバードに来ています。私の実家は長野県の野辺山というところで有機野菜の農家をしています。高校卒業まで長野県の地元で過ごしていたので、視野が狭く何がしたいのか分からない状態でした。しかし、インドという大きな国で生活し様々な経験をしている中で、高校時代とは違う考えかたを持つようになっています。これからも残りのインドの生活の中で吸収できることは全て吸収し、これからの人生の糧にできるように考え、行動していきたいです。さて、今回はマキノスクールの行事の大枠について少し触れたいと思います。SCSADコースは7月から始まるのですが、毎月1度はCity tour やSports day、Summer Festival、Study tourなど大きな行事が組み込まれています。
現場で作って販売しました。 他にも、小さなプログラムとして村見学やスタッフ全員と田植えや収穫があります。また、ショートコースなどで様々な地域(東北インド、デリー、日本など)から学びに来る方々もいて、たくさんの人と出会うことができます。また、3連休4連休が時々あります。その期間を狙って私は友澤さんやマキノスクールでインターンをしている平野さんとアグラのタージマハルやバナラシに行ってきました。 アグラにて平野さん、友澤さんと。 #
by ccnfe
| 2017-10-10 23:56
| 持続可能な有機農業研修
2017年 08月 22日
みなさん、はじめまして! 今年度SCSADに参加しています友澤芳美(ともざわよしみ)です。
インドに来て2ヶ月が経ち、遅くなりましたが同じく日本人学生の青野くんと協力して定期的にブログを更新していきたいと思います! インドでの日々の出来事やびっくりしたことなどお届けできればと思います!
まず、少しだけ私の自己紹介をさせてください! 私は、明治学院大学の国際学部国際学科に通う学生で、4年次を一年間休学してインドに来ています。帰国後に1年間復学をする予定です。 大学入学前にピースボートという世界一周をする船に乗ったことがきっかけで農業や農村開発に興味を持ちました。大学入学後、ベトナムの農村で教育ボランティアをするうちに、もっと農村開発を学びたいと思い、どこか海外で勉強できればとネットで探したところSCSADを見つけて参加を決めました!
前置きが長くなりましたが、初回ということで私たちSCSADの生活を紹介したいと思います! 今年のSCSADには、日本からの学生が2人、アラハバードからの学生が1人、北東インドのメガラヤからの学生が2人の計5人が参加しています。
毎週月曜〜土曜は授業があり、日曜が休日になっています。 一日は基本的に三部構成になっていて、早朝に農作業、午前と午後にはそれぞれ農作業または座学の授業があります。村へ農地や養鶏場、養殖場などを見学しに行くこともあります! ファームワーク-米の播種 農村見学 養殖場見学
食事は月曜〜土曜までは、食堂のおばちゃんたちが作ってくれるのですが、日曜の夜だけはSCSADの学生で作っています。日曜夜には日本食やメガラヤの料理などいろいろな料理を楽しんでいます!私は、日本にいるときは実家暮らしなので、料理の勉強をする良い機会になっています(笑)
寮での生活なので、部屋は相部屋になっています。私はメガラヤの学生とSCSADを卒業した後にマキノスクールで働いているスタッフとの3人部屋です。2ヶ月が経ちだいぶ慣れましたが、最初は生活方法の違いに驚いたこともありました。個人的に一番驚いたことは、“掃除する=床に水をまく”ということでした(笑)トイレ掃除で水をまくのは私もよくあることだと思っていたのですが、部屋にまでバケツで水をまくのは驚きでした。コンクリート造りだから箒ではくより水をまいちゃう方が効率的なんですよね。しかも部屋も涼しくなるので、一石二鳥でした(笑)
食事や生活に慣れなかったりで、体調を壊して寝込むこともありますが、学びのある日々を楽しんでいます!
来年の3月まで、何度ブログを更新できるかわかりませんが、こんな感じでSCSADライフを紹介できればと思うので、お付き合いのほどよろしくお願いします! アラハバード市街地見学中のSCSAD生5人。
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by ccnfe
| 2017-08-22 01:24
| 持続可能な有機農業研修
2016年 07月 28日
先日、継続学部の入学式ならびに裁縫教室の卒業式が行われました。 2016年のブログのスタートもこの話題からスタートします。 雨季に入った7月の半ば、マキノスクールで二つの式典が行われました。 1つは村の女性のための裁縫教室の卒業式。 そして、もう一つは実践を通して有機農業を学ぶ継続学部の入学式です。 ○裁縫教室の「卒業」と「始まり」 裁縫教室では村での初級・中級コース、マキノスクールでの上級コースの計3つのコースを1年かけて学んでいきます。 針の使い方から始まり、民族衣装の修繕方法、足踏み式ミシンの使い方まで幅広く学んでいきます。 裁縫初心者だった彼女たちも1年後には、トートバックが作れるほどの腕前になります。 今回卒業した彼女たち5名は17歳から18歳の、いわば「女の子」と言われる子たちです。 ですが、今では村で新しい人たちに裁縫を教えていく「リーダー」であり、 また消費者に商品をお届けする「新米のテーラー」でもあります。 彼女たちの中にはヒンディー語を読み書きできない子もいます。 17・18歳、少女のようなあどけなさもあります。 村の出身だった彼女たちは今、世界に向けて商品を一つ一つ作っていく存在になります。 村で「あんなに幼かった」と言われた少女たちが、ひと回り大きくなってリーダーとして活躍していきます。 彼女たちの「研修」は終わりましたが、「実践」はこれからです。 今度も彼女たちの成長と共に我々も進んでいきたいと思います。 ○継続学部の挑戦 一方で今年もSCSAD(持続可能な農業・農村開発コース)の入学式が執り行われました。 今年はアラハバード農村部からインド人学生3名、また日本からの学生2名の計5名が入学、彼らは今後、10か月間かけて有機農業技術や農村開発技術を学んでいきます。 研修内容は農業・畜産関係の座学や実習、食品加工にマネージメントクラス、 英語やパソコンクラスといった授業まで多岐にわたります。 「コミュニケ―ションが難しい」 (全員が母国語ではない英語を共通語にしているため) 「実習で体力を使うし、座学では頭を使うので大変」 「新しい価値観や新しいことに取り組むため着いていくのに必死」 始まったばかりで、学生たちからはこのような様々な意見が聞こえてきます。 一見、ネガティブな発言のようにも思えますが、学んでいることも多いようです。 この「特別な経験」を通して一年後に立派な姿になってくれることを心から祈っています。 ☆ このように、マキノスクールには多くの若い人々が未来に向けて躍動しています。 今年も一年、この「若い芽」が少しずつでも育っていく様子をお届けしたいと思っています。 #
by ccnfe
| 2016-07-28 10:31
| 持続可能な有機農業研修
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